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2023年を振り返り、2024年を迎えます。〜感性の行動に向けて

当社のブログをご覧いただいた皆様、本年もありがとうございました。
IT界隈では、ChatGPTのサービス開始で本格的なAI時代の幕開けとなった節目の年だったのでしょうか。また、年々サイバーリスクの増大でセキュリティへの関心もさらに増した1年でもあったように思います。そのほか侍ジャパンWBCでの世界一や藤井聡太さんの初の全八冠制覇(時事)、など喜びごとも多い2023年だったのではないでしょうか。
(時事通信フォト、2023年の主要な出来事)
https://www.jijiphoto.jp/ext/news/year/2023/

 こうした社会経済の動向を見ていると、どうしてもデジタル化、AI、宇宙開発などの話題が活発で、これまでの話題の内容や質が変わってきたように感じた年でもありました。
 様々な業界や市場で、デジタル化を活用した多種多様な動きが、相互連動・非連動で起こりそして変化して結びつき大きくなっていく。そんな感覚を覚えます。
 そんな中、TOKYO MXのアーカイブを拝見しておりましたら、寺島実郎さんが、「Maltipolar disorder 〜 複合的な無秩序」という表現をされていました。これは、不透明で不安定、そして流動的な情勢の変化・・・・「極」構造での認識の限界(G-Zero)を表すそうで、国際的にリーダーシップを取る国がいない政界情勢を表す言葉でもあるそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=4vrUlckmNCc&t=1003s

 VUCA時代と言われて久しいですが、(参照サイト:https://bizhint.jp/keyword/40037)急速なグローバル化で市場は急激な変化を遂げ、終身雇用制度から流動性の高い人材マーケットも形成されその位置を築き上げました。そして、IT技術の進歩に伴うイノベーションは既存ビジネスモデルの崩壊させ再構築を加速させ、ビジネス界の主役交代も当然のこととなりました。こうした波が地方で活動する我々にも押し寄せ、いよいよ日本も本格的に変革の時期に入ったように感じています。

 2024年はどういう一年になるのでしょうか。正直なところこれまでのようなKFS(重要成功要因)での予測は不可能ではないかと考えています。なぜならば、AIやこれまで以上に圧倒的な情報処理能力をもったコンピューティングのもとに世界が動き、我々がこれまでの知見だけでは予測できないような事柄が起こります。ですので、こうした情報処理は進化し続ける先端技術に任せて、我々は感性の進化をできればと考えています。丁寧に、注意深く、思いやりを持った「感性の行動」でビジネスを進めていく。人としての感性で、変化を捉え、真理を掴み、ビジネスに落とし込んでいく、こうしたことができれば幸せであると考えています。デジタル化やシステムの高度化による発展は止まることはありませんので、人間としての感性をより研ぎ澄ますことを求めていきたいと思います。我々にとって2024年は感性をさらに磨く一年となるよう、精進したいと思います。2023年もお世話になりました。2024年も何卒宜しくお願い申し上げます。

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