記事をお読みいただきありがとうございます。
経営管理部部長の出口です。
6月に入りましたね。
1年のうちの半分近くが終わろうとしています。
6月と言えば梅雨のシーズン。アジサイを絵に語ろうかと思いましたが、近頃は、真夏のような日差しを感じましたので、急遽お題を「夏至」に変更してみました。
(時節に敏感になりましょう!!)
「夏至」は、祝日でもなく目立った行事もないため、なじみが薄いかもしれません。
よく、おばあちゃんたちが、もうすぐ「夏至」だね~と話されたことはありませんか?
夏至の意味や日本各地に伝わる風習を知るだけでも季節感を感じられ、夏を迎える心の準備になる気がします。
2022年の夏至は6月21日(火)です。(毎年6月21日か22日です)
「夏至」は日本や中国で用いられる太陰太陽暦の二十四節気の一つです。
夏至には「日長きこと至る(きわまる)」という意味があります。
一年のなかで最も昼の時間(日の出から日の入りまで)が長くなり、太陽の南中高度が最も高くなる日です。
(一方、南半球では逆に一年のなかで昼の時間が最も短くなります)
行事も各地にいろいろあり、伊勢神宮に参拝する前に訪れるべき二見輿玉神社では「夏至祭」が行われ、多くの神社で大祓の行事や、夏至に食す食べ物(冬瓜、タコ、新小麦で餅や団子や饅頭を作って神様にお供え)などの風習もあります。
イギリスでは古代遺跡「ストーンヘンジ」で行われる「夏至祭」が有名です。
スウェーデンでは、夏至を夏至祭(ミッドサマー)として華やかに祝います。
フィンランドも夏至のころには白夜を迎え、この国では夏至祭は一年のうちで重要な行事の一つです。
普段、仕事ではパソコンを見つめ、道を歩くにも、電車の中も、友達といてもスマホを見つめ、時節の移り変わりを見逃してはいませんか?
たまには、空を見上げ雲の流れを見て、風を感じて、雨に打たれるアジサイを見て、大きく息を吸いましょう!!
一年で一番昼が長い1日を皆さんはどう過ごされますか?
一年で一番昼が長い1日、夏の始まりを感じていただけたらと思います。