8月になりました。熱い日々が続きます。そして子供たちは、夏休みですね。先日もUOSグループにて「トライサイエンス」を開催し、小学生と理科実験を楽しみました。子供たちは溢れんばかりのエネルギーです。
さて7月のブログでは、上半期の社会動向や情勢を振り返りました。(夏を表す色、赤〜「朱夏」:人生の真っ盛り https://www.next-jp.net/seasons/754/)当然ながら様々な側面を見せながら社会は動いていますが、8月のブログは、地域課題を解決する動きとしての「九州MaaS」に着目しました。
「九州MaaS」とは、ICTを活用した新たなモビリティサービスの活用により、都市・地方が抱える交通サービスの諸課題を解決することを目指した取組みで、九州運輸局が推進しています。また、「MaaS」(マース:Mobility as a Service)とは、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うものです。
これにより、移動の利便性向上や決済の効率化だけではなく、交通以外のサービスとの連携で地域の課題解決をも目指すものとなっています。
公共交通機関の質が向上すれば、コストが高い自家用車を所有する必要がなくなり、二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスの排出量も削減されます。
ヒトトキ(https://www.smbc-card.com/mem/hitotoki/column/maas.jsp)
そして、2023年5月31日開催の第43回九州地域戦略会議にて「九州MaaSグランドデザイン」が承認されたそうです。(https://www.kyukeiren.or.jp/committees_activity/464)
現在、九州においては各地でMaaSが導入されているそうですが、「九州MaaSグランドデザイン」の承認により、九州全体が動き出すようです。
地域の活性化に期待が高まります。
*:九州地域戦略会議とは?
「九州は1つ」の理念の下、官民一体となった九州独自の発展戦略の研究や施策推進などを目的に、九州地方知事会と九州経済連合会、九州商工会議所連合会などの地元経済界が2003年10月に設立。 社会資本整備の推進や地方制度改革と行政効率化、九州とアジアの交流などに取り組んでいる。(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/kyu-chi161.html)