皆さんこんにちは。インフラサービスチーム橋本です。
今回は、2023年9月25日(月)に公開された
メタバース「警視庁サイバーセキュリティセンター」を
実際に体験してみたので以下の内容で紹介します。
1.概要
2.特長
3.実際に体験してみよう
1.概要
・「警視庁サイバーセキュリティセンター」はDNPが株式会社AKIBA観光協議会と
ともに運営するメタバース「バーチャル秋葉原」内に設置されています。
サイバーセキュリティに関する生活者の知識を高め、脅威への対処能力向上を目指すことを
目的として開発されています。
バーチャル秋葉原について : https://www.virtual-akihabara.com/
2.特長
「警視庁サイバーセキュリティセンター」の特長は以下のようになります。
・幅広い世代に向けた多様な学習コンテンツを公開
利用者はその理解度やその目的に合わせた学習を勧めることができる。
・サイバーセキュリティをより理解しやすい学習環境
インターネット上でのコミュニケーションの留意点や、著作物の取り扱いなど、
日々の生活で活用できるサイバーセキュリティ対策について学ぶことが可能。
また、学んだことをバーチャル空間での体験や交流に活かすことで、
サイバーセキュリティ対策を実践でき、より深い理解や学びの促進にもつながる。
・「バーチャル秋葉原」と連動し、新たなコンテンツ企画も開催
バーチャル秋葉原内にはカプセルトイが設置されており、
本センターを訪れる利用者は各所にある仮想コインを集めて遊ぶことができる。
また他のコンテンツも存在しエンターテインメントを楽しむことが可能。
3.実際に体験してみよう
今回、私も実際にブラウザから「バーチャル秋葉原」内の
「警視庁サイバーセキュリティセンター」を訪れてみました。
今回はメタバースを体験することが目的ではなく、
警視庁サイバーセキュリティセンターの見学が目的ですので、
メタバース自体の感想は割愛します。
「バーチャル秋葉原」内にて「警視庁サイバーセキュリティセンター」
まで移動します。
「警視庁サイバーセキュリティセンター」内に入ると、案内を確認できます。
1Fのサイバーセキュリティコーナーではお笑い芸人による啓発動画や、
お知らせがあるようです。
2Fは演習フロアとなっており、都度開催の研修受講や、動画による講座受講が可能です。
私が訪問した際には、定期開催の研修は実施されていませんでしたが、
動画による講座にて以下のような内容を実際に閲覧することができました。
・情報サービス利用時の注意事項
└Webサイトを閲覧するときの注意点
└メール受信時の注意点
└不正アプリの脅威
└SNS炎上の脅威
└SNSからの情報漏洩
・サーバーセキュリティ自営のための注意事項
└パスワードの適切な管理方法
└ウイルスメールを見破る方法
└標的型攻撃メールの脅威
└マルウェアの脅威
上記のような、サイバーセキュリティ以外にも振り込め詐欺防止対策などの
広報動画についても1Fにて一部視聴することができるので、
幅広い年齢の方々にメタバース空間を体験することが可能となっています。
今回はメタバース「警視庁サイバーセキュリティセンター」について紹介しました。
セキュリティ対策をどこにいても、体験しながら学ぶことできる取り組みと
なっていました。
また、「バーチャル秋葉原」では定期的にイベントも開催されており、
現在も以下のようなイベントが開催されていました。
・見返り美人ミク
・神田明神CG空間の3D企画展ミュージアム
興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか?
今後も継続的に情報セキュリティに関連した内容を発信したいと思います。
本記事がセキュリティ対策について理解を深めたいという方の参考になれば幸いです。
参照)
1)バーチャル秋葉原
https://www.virtual-akihabara.com/
2)警視庁、メタバースでサイバーセキュリティ訓練 「バーチャル秋葉原」で発信も
https://www.moguravr.com/npa-cyber-security-training-in-metaverse/
3)「警視庁サイバーセキュリティセンター」を「バーチャル秋葉原」内にオープン
https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169809_1587.html