季節・時事

アップル銀行

6月になりました。ほんの1か月前に「新緑の季節、冬から春への陽転が終わりいよいよ清々しい季節になりました。」と書いたばかりですが、もう梅雨入りしたようで、時の流れの速さに唖然としています。(唖然としている間にまた時は過ぎますが、、)

さて、

「GAFAの一角・アップルが、大手銀行の400倍の好条件を引っ提げて、先月アメリカで預金サービスに電撃参入! その狙いは? なぜ今? 採算は合うの? これらの疑問をひもといていくと、アップルがもくろむビジネス戦略が明らかに! そして、この"神銀行"は日本にも進出するのか!?」こうした記事が、GW明けにネットを賑わしていたようです。話題を呼んだのは、4.15%という高金利ということですが、これは米国最大手のJPモルガン・チェース銀行の普通預金金利の400倍以上の水準ですので、インパクトのあるニュースだったと思います。ただ、このニュースの根底には、「他社との協業」という、経営ベースの戦略があります。
預金サービスを始めるに当たり、アップルは米国大手銀行のゴールドマン・サックスと手を組んだそうです。預金サービスの利用者は、実は、ゴールドマン・サックスに預金口座を開くことになるのです。

アップルは、ゴールドマン・サックスが持つ金融機能を活用した直接的な資金調達、ゴールドマン・サックスはアップルが持つ16億人もの個人情報を利用した営業展開、こうした戦略が根底にあるとのことではないかと想像しています。
デジタル化の流れに応じ、「フィンテック」「アグリテック」など「〇〇+Tech」という動きの次の段階として、こうしたそれぞれの企業が持つ機能を活用し、「機能のレバレッジ」を形成する動きが活発になることも想像されます。

当社でも、パートナー協業戦略を経営戦略の大きな柱の一つとして位置付けており、UOSグループをはじめとして、「福岡情報ビジネスセンター」様、「さくらインターネット」様、「かもめエンジニアリング」様、など多くのパートナー様との事業戦略を展開していますが、こうした協業で必要なのが、「自主独立・自主自立と協調」です。そしてお客様も含めた対等なパートナーシップを形成する上でも、「自主独立・自主自立と協調」が重要だと考えています。
「自主独立・自主自立と協調」
こうした企業風土を育んでいくことが成長の一つの鍵であるとも考えています。あらためて人間力に関わることが重要で、日々学んでいかねばならないと、アップル銀行の話題で思った次第です。

6月は、梅雨・夏至と季節の移り変わりも楽しめそうです。今月も宜しくお願いします。

(出典元)

「週プレNEWS」
https://wpb.shueisha.co.jp/news/economy/2023/05/10/119351/

「Yahoo!ニュース」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff589406043a369ee2d0b7348af44fc596ce6ed5

「東洋経済オンライン」
https://toyokeizai.net/articles/-/669199

https://toyokeizai.net/articles/-/669430

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